こんばんは
2時間残業するだけで、ほんとに自分の時間って無くなりますよね。
では睡眠を削って時間を確保しよう、とも私はならないので、つらいところです。
さて、今回もまとめだったり感想だったりするメモを書いていきます。
今回はこちら。
「最後はなぜかうまくいくイタリア人」です。
なんとなく、いきつけの本屋に行ったところこちらが平積みされていて、ちょうどいい薄さでもあったのでつい手に取ってしまった本です。
面白かったところ
・起きてしまったことは仕方ない、そこに文句を言うより起きたことを何とかする方に意識を向けるところ
・実はEUの経済の中核を担っている(ファッションとか、車とか、食周り)
・公的な会見などでも平然と皆遅刻する
・イタリア人は時間にルーズ、そして他人がルーズであっても許容する
・ぎりぎりまで予定を決めない
・ダメ元メンタルの塊
・とりあえず待って、チャンスが来たらつかみに行く
・食事は単なる食事で済まない
感想
基本的にルーズだけど、やるときはしっかりやるという人が多いのかな、という印象をまず受けました笑
仕事とプライベートを分けないということですが、それでイタリア南部は仕事が回るのか、、とホントに気になります。
と、ここまで書いて今更なのですが、この本はおそらくイタリア南部で生活する方にフォーカスを当てた内容となっているはずです。
というのも、この本の最後にイタリアの各地域の人間性を(独断と偏見で)記載されているのですが、イタリア北部はしっかりまともな方が多い印象です。
おそらく、世間一般でイメージされるようなイタリア人は、イタリア南部の方なんでしょうね。
お、と思ったことは何個かありましたが、そのうちの1つは「ダメ元メンタル」でしょうか。
これは「イシューより始めよ」にもありましたが、専門家にとりあえず連絡してみる、という手法だと思います。
イタリア人(特に南部?)は急な出来事に対して何とかする力を持つ人が多いおかげで、ダメもとで連絡しても何とかなった経験があるイタリア人の中でこういった「ダメ元メンタル」が生まれたんでしょうね。
ダメ元メンタルではないですが、とりあえず動かないと始まらないのはその通りなので、私もうじうじしていないでやろうと思ったことは行動していきたいと思います。
おまけ
パンクチュアル:約束などの時間をきちんと守るさま
アペリティフ:フランス語で食前酒のこと、軽いカクテルなどが好まれるそう。
トポス:場所、文学・議論に対する論点や命題
総論:会議の内容について、全体的にまとめた項目。大きな目標や概要を述べるときに使う。
各論:会議の内容について個別に分けたものを示す言葉であり、細かい議題や決定事項、意見を出してバランスを調整する役割がある。総論をもっと細かくしたもの。
リソルジメント:イタリア民族国家の独立と統一の過程のことを言う。フランス革命の理念に影響されはじまった。
拘泥:こだわること、必要以上に気にすること
諦念:心理を諦観する心、あきらめの気持ち
散文的:散文のような形式・趣であるさま、市場に乏しい、無趣味で面白みのないさま
詮無い:仕方のないこと、甲斐がない
イスキア:ナポリからそう遠くない島、キレイ、行きたい
ダブルスタンダード:対象によって適用する基準を変えること
離合:離れたり一緒になったりすること
アヴァンチュール:冒険、特に恋の冒険
プラグマティック:実利的、実際的、実用主義的。
クラウディア・カルディナーレ:チュニジア生まれのイタリア人女優、結構美人
李下に冠を正さず:誤解を招くような行動を慎むべきである、という意味のことわざ。
スモモの木の下で、冠を直そうとするとスモモを盗もうとしていると誤解されるから避けるべだという故事に基づく