こんばんは
メモ待ちの本が何冊かあるので、今日もサクサク書いていきましょう。
今回はこちら
「金持ち父さん、貧乏父さん」です。
アメリカで最も読まれているビジネス書の1つなんだとか。
学んだこと
1.お金を自分のために働かせる
2.経済的自由のために、自分のポケットにお金を入れてくれる資産を持つこと
3.自分への投資を優先し、細かい支払いは最後にすること
4.PL、BSを始めとした、お金についての勉強をすること
5.税法を始めとした、法律を勉強しておくこと
6.いきなり実践ではなく、基本を勉強すること
7.行動しよう
8.車やマイホームは資産ではなく負債
感想
この本は、自分たちの詐欺商材を売るための餌としてマルチに使われることが多いという印象を持っていたので、実際読んでみて勉強になることが多く驚きました。
確かにこの本では、経済的自由のためにお金を働かせよう、つまりは不労所得を目指そうと書いてあります。
ただ、そのためにはまず投資の基礎となるお金、法律、市場について勉強して、その上で投資をしようと書いてあり、マルチの人のようになにかツールを買えばすぐにお金持ちになれる!なんて夢のような話は何一つ書いてありません。
しっかり勉強して、勇気を持って行動しようという至って真面目なことしか書いてないため、マルチ御用達という評価は大変もったいないと考えています。
学んだことについてですが、4~7はすぐに実践できそうなことでしたね。
私もこの書籍を読み終わって、まずは会計管理の本を買って勉強をし始めました。
また、法律を知っておくのも大変重要だと考えており、この本では所有する不動産のグレードを上げるために法律知識を有効活用しています。
日本にも同様に法律がありますので、次は税法について勉強しておきたいと思います。
最後に書いておきたいのは、この本の著者がやっているような不動産投資は今の日本ではそのまま真似することはできないかもしれません。
この本を読んですぐ行動するという気持ちはたいへん素晴らしのですが、まずはしっかり地盤を整えて、その後投資というような道を歩んでいただきたいと切に願います。
生存者バイアスがしっかりとかかっている本だと思うので、本の内容をまるっと信じることが無いよう、自分なりの考えを持てるよう勉強をして行きましょう。
それでは。
おまけ(わからなかった言葉)
小型株:株価や発行済株式数が低い企業の株、大化けする可能性がある。
ベビーブーマー:第2次大戦後、復員兵が増えたことにより出生率が上昇した時期に生まれた世代のこと
タックス・リーエン証券:税金滞納者から没収されたものを受け取るための権利を証券として購入できるサービス?の・ようなもの(難しい)
譲渡性預金:銀行が扱う、他人に譲渡できる定期預金(通常の定期預金は第3者に譲ることができないそう)
抵当流れ物件:住宅ローンが返せないなどで、借金の返済に当てられた物件