こんばんは
酒を飲みすぎて翌日完全に体調を崩して、それでもなお飲みすぎてしまうのはどうしてなんでしょうね。酒そのものもそうですが、酒の場が楽しくて、そこに依存しているのかもしれません。
さて、今回読んだ本はたまたま書店で見つけた新書です。
【世界一流エンジニアの思考法】
Microsoft社でソフトウェアエンジニアをされている方が、アメリカ人(のエンジニア)の働き方、Microsoftのエンジニアの考え方などをまとめた本です。
学んだこと
1. 基本をおろそかにしない。理解に時間をかける
2. 1日の半分は自分の時間を作る
3. 即レスしない時間を作る
4. 人のやったことを褒める
5. メンタルモデル
6. 何かをやったら最後までやり遂げる
感想
まず、日本で働くすべてのエンジニア、社会人がこの本に書いてあるすべてを実践できるとは私は思っていません。なので、学んだことに書いているのも、日本ではたらくエンジニアでもできると思ったことを書いています。
ITエンジニアが特に活用できそうな知識は1, 5じゃないでしょうか。
さらに言うと、1は本のだいぶ前半に記載があるくらいなので重要度が高い考え方だと思います。実際私がエンジニアとして仕事をしていても、この1をしっかりできているとはとても思えません。そして、この1が実践できていれば、新しい概念を学ぶ時の理解度が大きく変わってくるということも、肌で感じています。
海外のBig Techで働いている人でも理解に時間をかけるというのを見て、私は知識がないというより、知識をしっかり得ようとする根気が足りないだけだったんだと思い知りました。
5については実務で大きく役に立つと思います。
所属会社が受ける仕事や、担当するシステムの規模にもよると思いますが、大体のITシステムは複雑なアーキテクチャをしています。トラブル対応を行うとき、表示されたログからひたすら原因をたどっていくのも堅実な手法かもしれませんが、システム全体を理解していると事前にトラブルの仮説を立てることができるので、早く問題の原因にアプローチできる可能性があります。
さらにはシステムそのものへの理解も深まると思うので、特に運用系のSEや大規模システムを構築するSEは自分の中で、モデルを作成したほうが仕事を円滑に進められると思いました。
それ以外だと、2,3も実践していきたいと思っています。
どうしてもチャットが来ると反応してしまいますが、特にSEは頭を使うシーンが多いと思うのでチャットを見るのを我慢して1つのタスクに集中する時間がとても重要です。
生産性にも影響が出るのは言わずもがなでしょう。
今回もサクッとまとめてみました。
また明日も書けたらいいな。
それでは。
おまけ(知らなかった言葉)
Fiddler:Webデバッグツール、HTTP通信の監視や編集ができる
直言:思っていることを遠慮しないではっきり言うこと、またその言葉
曖昧模糊(あいまいもこ):はっきりせず、ぼんやりしているさま
底流:表面に露呈しないで、奥底に動いている思想・感情・勢い
ロマ:中東欧を主として世界各地に居住する民族グループ、ジプシーとも呼ぶらしいが蔑称なので気を付けて。